話題の「IT」を観てきたよ!(ネタバレほぼなし)
以下私の感想
気になる【怖さレベル】は、はっきり言って低いです。
この映画にホラー要素だけを期待している人にはおすすめできないかも。
いわゆる「貞子」的な怖さよりは、「エイリアン」とか「プレデター」とかへの怖さに近いものがあるかも。
じゃあおすすめできないかっていうと、それは違って。
Twitterでの前評判の通り、どちらかというと子供たちがメインです。
とにかく、見た目も中身もすごくかわいい。
集まれ~!
って感じです。
もうほんとに、あのかわいい子ども時代特有のほっぺとか幼児体形とか、
透き通る美しさとか、凛々しさとか、もうほんとに最高です。
作中のところどころに、中心メンバーとなる子どものかわいらしさやかっこよさが散りばめられていて、心がほっこりする。
みんなかわいい。みんなよくやった!
私が思うに、一番に描かれているのは「子供の成長」。
子どもたち自身の成長。
そして、大人との対立。
ホラー抜きにして、子どもの本気を大人ってわかってあげられないことがある。
純粋な子どもと違って、この映画での「親」や「大人」たちはすごく勝手で理不尽で救えない。
ホラー要素よりも、そういう「子供が居なくなる」「ピエロが出る」ホラーな町に生きる子どもを取り巻く環境すべてがある種の『ホラー』。
友人や恋人とかと「こわーいきゃっきゃ💑」というよりは、
愛らしい子どもたちが観たい人とか、
子ども時代を忘れてしまった大人がしっとり観るべき映画だと思った。